2008年10月13日

樅の木(もみのき)とは?

もみ属にはもみ、トゾマツなど約40種が存在する。 クリスマスツリーとしてお馴染みの木である。物静かに立つもみの木の容姿は美しく、1本だけ立っていても見栄えのある木である。その孤独な姿をしているもみの木がクリスマスには華やかに飾られる。 もみの木の材は白く臭気がないのでいろいろな用途に利用されてきた。 わが国でもかつて採油されていたアビエス油(もみの木精油)は日本産パインニードルオイルと呼ばれていた。 数年前の森林浴ブームの際にはこの精油の需要が急に高まり、在庫がそこをつき価格が高騰したという。トドマツももみの木の葉油も爽やかな松葉の香りを持ち『森の香り』とも言われる酢酸ボルニルを25%前後含んでいる。 スイス、ドイツの山林地帯では、欧州もみの木の葉を原料として年間5~20トンの精油が採取され、除臭剤、浴用剤、石鹸香料、風邪、リュウマチなどの治療に利用されている。 ヨーロッパでは古くから弦楽器の材料や内装材として使われているが、日本でも数多くの利用例があり、特に人生の節目となる冠婚葬祭時に深く関わっている。                                (森林総合研究所 木の精気より)

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